ランディングページとは、「ユーザーが初めて目にする扉のページ」です。たとえば「バレンタイン プレゼント」と検索したときに、初めてユーザーがアクセスしたページがランディングページ(着地のページ)にあたります。
ネットを少しでも触ったことがあれば、誰でもランディングページを目にしていることになります。ランディングページを最適化していくと、集客力の上がるサイトが簡単に作れます。
LPO(Landing page optimization=ランディングページ最適化)
ランディングページの効果を高める為に、ページの構成・デザイン・レイアウト・テキストを調整して最適化を行います。こちらのページではブログアフィリエイトでのランディングページ最適化について詳しく解説していきます。
効果的なランディングページを作るためには、メリットとデメリットを正しく知っておく必要があります。
ランディングページのメリット
- 売上に直結しやすい
- アフィリエイト広告がクリックされやすい
ランディングページの良い部分は、とにかく売上が上がるということ。「商品を買いたい」とユーザーに思わせる分かりやすい展開を作っていけるので、自然な流れでユーザーに広告を見てもらうことができます。
ランディングページのデメリット
- 広告を嫌うユーザーにはアプローチしにくい
- 広告先のランディングページが駄目だと成果が出ない
- SEOでの上位表示は狙いにくい
デメリットとして、派手なデザインになりやすいランディングページは一部のユーザーに嫌われてしまう短所もあります。
またランディングページでは画像やイラストが多くなるので、文字が減ってしまい「検索エンジンに拾われにくい」盲点もあります。SEOで上の位置に表される確率は期待できないことを、熟知しておくと良いでしょう。
成約までの導線の流れ
アフィリエイターとして成功していくためには「売れるビジネスの流れ」を知っておくことも必要になります。基本の導線は以下の流れになります。
1.個別記事のブログ
↓
2.ブログ内のランディングページ
↓
3.クリックされたアフィリエイトページのLP
↓
4.コンバージョン(成約)
1.個別記事のブログ
第一関門は「ブログの記事を読んでもらう」ということ。ブログはお笑いに例えると「つかみ」になります。つかみで笑いを取れないと、ネット上のお客さんにそっぽを向かれてしまう場合もあります。そのため、つかみは重要。ブログ記事を書くときは「売りたい商材を意識して、文章を作っていく」ことが大切です。
ターゲットにするユーザーの性別・年齢・暮らしぶりを意識しながら書いていくと、おのずと読まれやすいブログ記事が作れるようになります。つかみをしっかり持たせておくと、2番のランディングページに進みやすくなります。
2.ブログ内のランディングページ
続いて2番のランディングページ。ブログで心が動きかけたユーザーの、背中を押す画面を作っていきます。ブログ記事がテキスト中心であるなら、ランディングの場合は画像がメイン。ターゲットに寄り添ったコピーや画像、ネーミングを付けていきましょう。
セールスマンの気持ちで売れる画面を作っていきます。このときのポイントは「ユーザーの背中を押しまくる」画面にすること。ユーザーがどんな悩みを持っていて、どんな答えを求めているのか、真剣に考えていくと自ずとどんな画面を作れば良いのか解答が出てきます。
3.クリックされたアフィリエイトページのLP
ここまできてようやく成果が発生するかどうかになってきます。
いくら最大の後押しをしてアフィリエイトページへ誘導したとしてもそのページの商品に魅力がなかったりそのページに信頼性がなければ成約率は上がりません。ですのでアフィリエイトをする商品が「ページとマッチしているのか?」、「そのページに信頼性があるのか?」をしっかり見極めてリンクを貼っていきましょう。
4.コンバージョン(成約)
これらのステップをクリアすれば、4番の成約となりアフィリエイト成功となります。
ここまで読むと「やっぱり難しそう」「自分にはできないのではないか」と思う方もいますが、心配は無用です。アフィリエイトはビジネスの1種。明確なビジネスモデルさえ組み立てておけば、あとは自然にユーザーが付いてきます。
家でいったら基礎をしっかり固めておけば、どんなに大きな地震があっても崩れないのと一緒です。構成と流れさえ掴んでおき、目標(ゴール)さえ見失わなければ、誰でも簡単に売れるランディングページは作れます。
ランディングページの書き方のコツ
それでも「売れるランディングページが分からない」という方のために、とっておきの法則を2つ紹介させてもらいます。
世の中には「商品を売るための法則」があるのですが、このルールを知っているのと知らないのとでは、天と地くらいの大きな差が出てきます。少しでも広告収入を上げたい人は、ぜひスルーせずに最後まで読んで欲しいと思います。
PASONAの法則
PASONAの法則とは有名なビジネス評論家の神田昌典さんが、おすすめしている消費者心理の法則です。
パソナと聞くと派遣会社のこと…?と思ってしまいますが、ずばり違います。それぞれ英語の頭文字を取っていて下記の意味があります。
- 問題を掘り起こす
- 問題をクローズアップする
- 解決のやり方を教えてあげる
- 絞り込みをする
- 背中を押す
これだけ読むと何のこと…?と頭の中が真っ白になってしまうのですが、要するに「今あなたはこんな悩みを抱えていますよね?そのままでいいのですか?いえ、よくないですよね。今よりもっと良い生活にしたいなら、こんな方法がありますよ」と教えてあげることだと伝えているのです。伝えるままではビジネスにならないので「強く背中を押すことも大切」と述べています。
人は誰でも上から目線で物を言われると、思わず拒否反応を起こしてしまい、警戒心ばかり先に立ってしまう場合があります。そうではなく「寄り添って共感する大切さ」を述べているのがPASONAの法則。車や美容商品のセールスマンも、新入社員の頃にこの法則を叩きこまれるそうです。ネット業界でも、もちろんこの法則は使えます。
AIDMAの法則
こちらはマーケティング学に詳しい、ローランドホールさんの提唱モデルです。日本ではアイドマの法則と呼ばれているのですが下記の英語の頭文字から取られた言葉です。
- 注意をひく
- 関心をもたせる
- 買いたい欲求を刺激する
- 記憶させる
- 行動させる
少しアナログな気がしますが、実はこのビジネスモデルが提唱されたのは今から100年も前の話です。時代が変わっても知られ続けているのは「モノを買う心理は、昔も今も基本は同じ」だからです。アイドマの良い所は、売る側の視点ではなく「買い手側の視点になっている」ということです。
売り手はどうしても「このくらい知っているだろう」と偏見の目でモノを売ってしまいます。そうではなく何も知らない消費者に、丁寧にモノについて知ってもらうのがアイドマの法則です。この原理を知っておくと、買う側の気持ちに立ったページを構成していく力が生まれてきます。
まとめ
アフェリエイターとして、知っておきたいランディングページの基礎や売れる法則についてお知らせしました。モノを効率よく売っていく、その基本を押さえていけば誰でも簡単に「広告がクリックされやすいサイト」を作ることは可能です。ポイントを知って、稼ぐアフィリエイトを目指してみてください。